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低用量ピルで生理日を早める・遅らせるなど調整する方法

生理日が調整出来る方法を探す

旅行などの行事に生理の期間が被ってしまうと生理痛に悩まされたり、こまめに生理用品を変えなければいけなかったりして、気持ちが削がれてしまいます。そんなことを心配しなくて良いように生理日が調整できれば嬉しいですよね。それを実現してくれるのが、低用量ピルなのです。

旅行や大事な行事の日程を確認した上で、生理日を早めたり遅らせたりして調整することが低用量ピルを毎日決まった時間に飲むことで、出来てしまいます。その方法を紹介します!

生理を調節したい

生理日を調べて調整する
予定が決まり、生理の日付を調節したいと思ったらカレンダーで確認しましょう。自身の前回の生理日や、生理の周期を調べます。生理周期とは、前々回の生理開始日を一日目とし、次回の生理開始日の前日までの日数を言います。
そのため、普段から生理の開始日と日数のスケジュールのメモをとっておくとスムーズです。ご自身の生理パターンをきっちりと把握しておけば、生理日の調整もしやすくなります。

婦人科のクリニックを訪れる

先ずは、婦人科のクリニックへ行きましょう。随分先の予定であっても、早めに言っておいて損はありません。生理日が近くなってしまうと、調整ができなくなることもあるので、余裕をもってスケジュールを組んでおきましょう。

はじめて婦人科へ行く方の中には、緊張する人もいるかもしれません。しかし、生理の日付を調整したい、というだけなのですから心配はいりません。医師にしっかりと、生理日を調整したい、という希望を伝えればいいのです。この時に、内診や衣服を脱いだりする診察は行いません。
もし、診察をすすめられた場合には生理日の調整に来ただけだ、と言って断る事もできます。

スケジュールをメモしておく

スケジュールをメモする
医師にスケジュールを説明します。生理日を調整したい日付と前回の生理開始日、生理周期をあらかじめメモをしておいたものを確認してしっかりと伝えましょう。医師もカレンダーを見ながら日数も合わせて、薬の飲み方を教えて下さいます。しっかりと医師の話を聞くことが大切です。

医師の指定した日に低用量ピルを確実に飲み始められるように、メモをとっておきましょう。薬を飲み忘れたり、途中で飲み終えるということがあると生理日の調整は難しくなります。うっかりミスの起こらないように、重ねて注意が必要です。

低用量ピルの処方かどうか、確認する

診察室を出る前に、医師に処方される薬が低用量ピルであるかどうかを確認しましょう。うっかりと診察室で確認することを忘れた場合は、受付で処方箋を受け取る時でも遅くはありません。処方される薬が、低用量ピルであるか必ず聞いてみましょう。

なかには中用量ピルが処方される場合あるのです。しかし低用量のピルの方が体への負担が少ないので、その点はしっかりと確認しましょう。医師の中には、薬を患者の方から指定した場合に嫌な顔をされる場合があります。
このため、薬が低用量ピルであるかどうかを尋ねたり、薬の種類を尋ねたりすることは、診察室を出る直前、すなわち医師の診察、発言が一通り終わってからにした方が良いでしょう。

薬の相談をしてくれる医師もいますが、高い割合で薬の種類や効能を尋ねたり、希望の薬を伝えると医師の機嫌は悪くなることが多いのです。また尋ねる時には、患者側も気概で負けないように覚悟して尋ねましょう。

まとめ

低用量ピルが使用出来ることで良くなっている
低用量ピルで生理の調節ができるようになったのは、つい最近の事で以前は中用量のピルでしか対応できないという状態でありました。中用量ならば、気分が悪くなるなど副作用が出る場合も多く、低用量で良い物を中用量でしか処方されないという体には良くない状況がやっと打開されたところです。

また低用量ピルが長い間認められなかった理由に、避妊に使えるという事から感染症の拡大が懸念されていた、という事柄があげられています。ピルでは、性感染症を防ぐことはできませんから、全く別の問題となります。低用量ピルならば、生理日を調整する時の体の負担が中用量ピルに比べて少ないので、吐き気止めなどの薬を併用する必要も少なくなりました。

低用量ピルとその他の避妊法との違いと確率

避妊の確率イメージ

低用量ピル(OC)の出現は、妊娠を避けたいと考えている女性にとって「高確率な避妊」「生理不順の正常化」「生理痛の緩和」等を約束してくれる素晴らしいニュ-スでした。日本は少し遅れましたが、海外では低用量ピル(OC)は避妊法として定着しているといっても過言ではありません。
最近では日本においても、さりげなくかつ最も効果的に避妊できる方法として定着しつつあります。もっと低用量ピル(OC)についての理解を深めて、効果的に使ってほしいものです。

低用量ピルってどんなもの?

低用量ピルについて調べている研究員
ピルはずばり、排卵をおさえて妊娠を防ぐ避妊法です。低用量ピル(OC)に含まれる2つの女性ホルモン、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが脳下垂体に働きかけて卵胞を成熟させるホルモンの分泌をおさえる働きをします。

低用量ピルを服用することで妊娠する仕組みをストップさせてしまうのです。具体的に言うと、低用量ピルには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2つの女性ホルモンに似た成分が含まれていて、女性が摂取することで、体内ではエストロゲンとプロゲステロンが分泌されている状態になり、まるで妊娠したときと同じようなホルモンバランス状態になります。
すると、それを知った脳が「妊娠している」という風に理解して、次の排卵を起こすことがなくなってしまうのです。

妊娠しているときに、次の妊娠は出来ないですね。当然生理もなくなってしまいます。生理が来ないからと焦る必要はなく、低用量ピル(OC)の服用をやめれば再び生理は始まります。また、子宮頚管の粘液を変化させて精子を子宮に入りにくくしてくれます。ピルは月経の第1日目から1日1回1錠を、毎日だいたい同じ時間に飲むことで、なんと飲んだ日から避妊できます。

低用量ピルの副作用

避妊法としての低用量ピル(OC)というと、どうしても副作用が気になります。いろいろな副作用が取り沙汰されて、導入初期の頃には含まれているホルモンの量が多かった為、服用した女性の体に様々な変調が現れて世間を騒がせた時代が確かにありました。しかし、それは40年程前のことです。

7年ほど前から使われているピルは低用量ピルなので副作用はほとんど出なくなりました。逆に、悪い副作用ばかりではなくて女性の自覚症状としては、良い副作用と言える事柄も沢山あります。低用量ピルは、あの辛い生理を止めて体内のホルモンバランスを整えてくれるので、避妊以外の治療にも使われることが多いです。具体的には生理不順や月経前症候群(PMS)、ひどい生理痛などの症状を、非常に軽いところにとどめてくれるのです。

そして子宮内膜症の改善や子宮にできる癌のリスクを減らす作用もあります。そういった良い副効用の為に、避妊法としてではなく低用量ピル(OC)を摂取している人も沢山います。低用量ピルを服用することで体内のホルモンバランスを一度、リセットできることから、月経痛とか貧血等の女性特有の症状で悩んでいる場合に婦人科で処方されるのです。

低用量ピルとその他の避妊法との違い

低用量ピルとその他の避妊法について調べる
低用量ピル、つまりOC(低用量経口避妊薬または低用量ピル)は女性ホルモンを含んだ薬剤です。女性の体のメカニズムに刺さりこんで、妊娠しているという状態を作り出します。そのため、正しく服用することで非常に効果の高い避妊ができるのです。

その他の避妊法としては、女性の体内、子宮の中に避妊のための器具を挿入する方法があります。IUS(子宮内システム)は子宮の中に入れる小さな器具で、黄体ホルモンを放出するタイプになります。一度の挿入で最長5年間、効果の高い避妊ができます。
またIUD(子宮内避妊用具)も、同様に子宮の中に入れる小さな器具で、避妊効果を高めるために金属が使われます。大体、一度の挿入で2~5年間、避妊ができます。ただ有効期間に個人差があるのと、子宮の中に何かを埋め込むということで、女性の方に抵抗感が出ることが多いです。

良く知られた、コンド-ムは男性の性器にかぶせるゴム製の袋で、精子の腟内への放出を防ぎます。安全性を考慮すると袋の厚みは大きい方が良いのですが、実際の性行為のことを考慮すると薄い方が歓迎されます。その為、避妊に失敗してしまうことも有ります。

そして、女性が毎日体温を測り基礎体温を記録して、排卵期を知り避妊する方法があります。男性からすると、コンド-ムが不要で歓迎されますが、女性の体調変調等で妊娠してしまうこともしばしばあります。また所謂、去勢してしまうという方法があります。

具体的には女性の場合は卵管、男性の場合は精管を糸で結ぶか切断して、卵子や精子の通路を遮断する方法になります。ただホルモンバランスが長い期間の間には崩れるのでお勧めの方法ではありません。実施する方法の簡便さ、実際の避妊率を考慮すると、現在行われている避妊法の中では、低用量ピルが一番有効かつ利便性が高いと言われています。

ピルの避妊率

低用量ピルの避妊率
避妊法としての低用量ピルの避妊率は理想的な使用の場合には99・9%です。此れはきちんと女性が低用量ピルを指定された日に服用した場合のデ-タです。実際は、うっかりという場合もあるので。それを含んでの場合は、 失敗率0.3%程度だといわれます。これは凄い数字であるといわれています。

一方、男性性器の上に薄いスキンをかぶせる避妊法のコンド-ムの場合、避妊率は理想的な使用の場合には97% つまり失敗率は3%ということになっています。それ以外に避妊法として避妊する方法はたくさんあります。
中でも、低用量ピルは失敗する確率が低い避妊方法といわれています。他の避妊方法には、先に述べたコンドームの着用意外に、女性用コンドームの着用、そして殺精子剤、ペッサリー、子宮内避妊具等が挙げられます。

女性用コンドームは男性用コンド-ムより安定感にやや揺らぎがあります。つまり、性行為の最中に脱落する場合もいくつか報告されているので、避妊法として安心はできない側面があります。それ以外に、子宮内避妊具は失敗率0.3%とピルと同じようですが、大掛かりで子宮内に器具を入れるなど抵抗が普通発生しますし、ましてや出産経験がない人には当然不向きではあります。

他の避妊法との比較において、低用量ピルは避妊方法として現状最も安心して頼れる避妊法ということが出来るでしょう。低用量ピルを利用する場合は、絶対に飲み忘れをしない(飲み忘れがあった場合には正しく対処した上で、2週間はコンドームを併用)ことと、嘔吐・下痢があった場合には、追加の服用をすることを淡々と実行することを忘れないようにしないといけません。

昔はコンドームが一般的な避妊方法と知られていました。ただ、有名な避妊法と有効な避妊法は別の話で、安心感の高い避妊法ということになると、低用量ピル(OC)ということになるのでしょう。
コンドームは妊娠してしまう確率は14%近くもありますが、低用量ピル(OC)の場合1%を切る避妊率なので言わずもがなの世界であります。少しでも多くの女性に正しい知識を知ってもらい快適に、そして中絶を避けるためにも避妊法として低用量ピル(OC)を役立てて頂きたいと思います。